冷えとり

川島朗先生と渡邉賀子先生によるリレーコラムです。毎月1回更新!冷えがひきおこすさまざまな不調改善・予防などの話題をお届けします。

冷えとり先生のリレーコラム"温活でキレイ生活"はじめましょ!今回は渡邉 賀子先生

2014.6.17

第2回温活はキレイへの近道

現代人は冷えやすい環境の中で生活していますが、女性のほうがより冷えやすい傾向にあります。今回は「女性が冷えやすいわけ」と、「温活できれいになれるわけ」をお話ししましょう。

筋肉量の少ない女性は男性よりも
冷えやすく寒がりさん

夏場、冷房が効いたオフィスで「寒い寒い」といっている女性を多く見かけますが、そもそも、女性はなぜ冷えやすいのでしょう。

その原因のひとつに、筋肉量の男女差があげられます。筋肉が一日の熱量の約6割を生み出しているのですが、女性は男性に比べて筋肉量が約1割も少なく、その分産熱量が低いことが冷えやすさに関係しています。

また、「快適温度帯(心地よく感じる温度)」が男女で異なり、女性のほうが約3℃も高いため、寒さを感じやすくなっています。さらに男性がスーツを着ているのに、寒がりの女性は薄着でスカートのことが多いことも要因となっています。

臓器のつくりにも関係があります。女性は骨盤内に子宮や卵巣など特有の臓器があり、男性に比べて血流が滞りがちです。昔から「女性は腰回りを冷やさないように」といわれるように、下腹部や腰は特に気をつけて温めておきたいところです。

冷え解消でいいこといっぱい。不調とさよならしてキレイをUP!

冷えが続くと、肩こりや頭痛、倦怠感、肌荒れなどさまざまな不調をまねきますが、逆に冷えをとれば、どんなよいことがあると思いますか。

血流がよくなって新陳代謝が促進され、血色よく肌もきれいに。他にも、胃腸の働きが良くなっておなかが快調になる、代謝がUPするのでダイエット効果があがるなど、女性のキレイにつながるうれしいことばかり。温活は、あしたの元気ときれいへの近道なのです。

先生のプロフィール

渡邉 賀子(わたなべ かこ)先生

1987年久留米大学医学部卒業。1997年北里研究所にて日本初の「冷え症外来」を開設し、多くの女性が抱える悩みである冷え症の診断と治療にあたってきた。より健康で美しい女性の一生をサポートするために、2003年より慶應大学病院にて診療・研究活動を続けながら、2004年に麻布ミューズクリニックを開院。現在は実家の帯山中央病院院長として熊本に在住し、麻布ミューズクリニックでも診療を行っている。『冷え症で悩む人に』(NHK出版)、『きれい&元気になる冷え症解消法』(池田書店)など著書多数。

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