冷えとり

川島朗先生と渡邉賀子先生によるリレーコラムです。冷えがひきおこすさまざまな不調改善・予防などの話題をお届けします。

冷えとり先生の温活コラム"温活でキレイ生活"はじめましょ! 川嶋 朗先生

2017.1.20

第28回男性も冷えている

冷えを女性特有のものだと思っていませんか。実は男性にも冷えている人が多くいます。というより、男性の生活習慣には冷えの原因がたくさん潜んでいます。今回は“男性の冷え”の怖さについてお話をしたいと思います。

その生活に危険がいっぱい!

男性も冷えている

暑がりで汗っかきな男性は、冷えとは無縁と思いがち。自覚がないだけにそのまま放置してしまうことが多く見受けられます。仕事でのストレス、運動不足、深夜までの深酒など、男性の生活習慣は冷えの原因に満ち満ちています。疲れているから、と口にする栄養ドリンクも、摂り過ぎは交感神経を刺激しすぎて逆効果です。

病気を患ってからでは手遅れです!

女性は冷えを自覚し対策をとる人も多いのに比べ、男性できちんと冷え対策をしている人はほぼ皆無。私のもとを訪れたある中年男性に温活をおすすめし、次の診察時に確認したところ「きちんと実践している」との答えがありました。しかし奥様に確認するとまったくしていないことが判明。男性はなかなか自分の生活習慣を変えることができず、また、頑固なタイプが多いと感じています。体の冷えは体調だけでなく心にも悪循環を生んでしまう恐れもあります。

まずはできることから温活を

冷えにくく快適な生活を送るための温活のコツをお教えします。できることからでかまいません。今の生活を見直し、規則正しい生活を送ることを心がけましょう。 ▼“しすぎ”をやめる 働きすぎ、がんばりすぎ、食べすぎ、飲み過ぎ…適量適当を心がけ、自律神経の乱れを防ぎましょう。 ▼規則正しくバランスのよい食事を 忙しい毎日ですが、できるだけ規則正しい食事を心がけましょう。食間の目安は5時間。1日3食、バランス良く、が基本です。また、冷たいものは胃腸への負担が大きくなるので温かいものを摂るように意識しましょう。 ▼適度な運動を 運動不足は筋力低下を招きます。週に一度でもかまいません、30分のウォーキングから始めましょう。 ▼たばこやお酒はほどほどに 仕事終わりの一杯はおいしいものですが、冷たいビールは体を冷やしてしまいます。常温、または温かいものにし、量も少量にする努力を。また、喫煙は血めぐりを妨げますので、禁煙をおすすめします。 ▼家族や友人と温かな時間を 親身になって語り合える家族や友人との時間を大切にしましょう。仕事のストレスは休日のうちにさよならしてしまえるといいですね。

先生のプロフィール

川嶋 朗 (かわしま あきら) 先生

東京有明医療大学教授、東京女子医科大学非常勤講師。医学博士。
北海道大学医学部卒業後、東京女子医科大学入局。ハーバード大学医学部マサチューセッツ総合病院留学を経て2003年東京女子医科大学附属青山自然医療研究所クリニック所長となる。2014年4月より現職。日本統合医療学会理事、日本予防医学会理事。自然治癒力を重視し、近代西洋医学と代替・相補・伝統医療を統合した医療を実践中。西洋医学での専門は内科、腎臓病、血液浄化、膠原病、高血圧。『心もからだも「冷え」が万病のもと』(集英社新書)『冷え取り美人』(アスペクト)など著書多数。

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