ステキなあなたのしあわせ養生 くらしの温活術

国際薬膳学院学院長 赤堀真澄先生によるコラムです。日々のくらしに取り入れることのできる「温活術」を紹介しています。

ステキなあなたのしあわせ養生 くらしの温活術

Vol5.:女っぷりをあげる温活アンチエイジング

中医学と薬膳は、もともと中国の王様の子孫繁栄と不老長寿のために考えられた究極のアンチエイジング(抗老化)術です。そのため老化を予防し、いつまでも若々しい美しさを保つ秘法がたくさんあるのがこの学問の面白いところ。特に女っぷりをあげる女性のアンチエイジングには、寒い冬の季節の過ごし方が最も大事と言われます。

寒くなってくると人は活動量も減り代謝が落ちて血行が悪くなります。冷えによる血管や筋肉の収縮も起きて体内の不要な水分や老廃物が出しにくくなります。すると腎や膀胱に負担が大きくなり、むくみやだるさがでて代謝が下がり太りやすくなります。さらに中医学ではこの腎が弱ると老化が加速すると考えています。冷えに弱い腎を守る、具体的な温活アンチエイジング術をご紹介します。

冷たい飲み物、食べ物を摂らない

「体が温かく、冷え知らずであること」これはいつまでも若々しく年を取らないためにとても大事な要素です。生き物にとって体温が低い=生命力がないということ。イキイキとした生命力溢れる美しさは女っぷりをあげる重要なポイントです。 みなさんはいつも冷蔵庫で飲み物をキンキンに冷やし、さらに氷を入れて飲んだりしてはいませんか?

  • ◆温かい飲み物を飲む
    ◆夏でもお茶は冷蔵庫に入れず常温で飲む
    ◆フルーツは食べる1時間前には冷蔵庫から出しておく

はじめは違和感があるこの方法ですが、だんだんと慣れてきます。その効果はまさに絶大!お腹が冷えるのを防ぎ、次第に全身の冷えが改善されてくることでしょう。

外側からも温める

外側からも体が冷えると、寒さに弱い腎が弱ります。腎は特に下半身が冷えることでダメージを受けます。老化を予防するために大切なのは
◆特に下半身を冷やさない

  • ◆お風呂にゆっくり浸かって下半身を温める
    ◆生理中は、下にもう一枚はくのがおすすめ(下着や靴下など)

普段からしっかり下半身を温め、むくみや老廃物をスッキリ出すことがアンチエイジングに効果的です。

ストレスを上手に発散

性格やものの考え方、捉え方が体へダメージを及ぼす、と中医学では考えます。五臓六腑が気持ちや情緒とつながっているからです。ストレスフルな毎日は、体を冷やし内臓を傷め、老化を加速し、瞳の輝きや表情まで曇らせます。ご長寿の秘訣によく言われる「細かいことを気にしない」という秘訣は、とても理にかなっていますね。

アンチエイジングに大切なシンデレラタイム。夜12時以前に寝ること

夜ふかしはアンチエイジングに大敵。生活習慣を見直し、癖のようにいつも夜更かししてしまう原因を突き止め、ぜひとも日付が変わる前に寝る習慣をつけましょう。

  • profile 赤堀真澄先生

    国際薬膳学院 学院長
    国際中医師 和学薬膳®博士 薬膳料理研究家

    香港在住中に香港大学專業進修學院にて中医学基礎講座、中薬学講座修了。

    帰国後は漢方スクールやカルチャーでフリーランスの薬膳講師を務める傍ら漢方臨床現場での薬膳商品開発に関わる。2014年大阪市北区に国際薬膳学院を開校。
    日本人の食文化やライフスタイル、体質に合った和学薬膳®理論を提唱、初心者からプロ育成までの幅広い講座を開講中。

  • 体のために温かい飲み物を摂ることを心がけましょう 薬膳茶もおすすめです

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